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ぼくは、夏休みに「海ごみアート」というイベントにさんかしました。海にあつまったプラスチックごみをつかってアートさくひんを作りました。その時に、海にながれてくるプラスチックごみで、多くの生きものたちがきずついていることを知りました。ぼくは、プラスチックごみについてもっと知りたくなり、この本を読んでみることにしました。
ぼくは、プラスチックごみが有明海に広がるようすをみて、プラスチックはわるいものだと思いました。しかし、この本を読んで、プラスチックはぼくたちの生かつをべんりにしてくれたものだと知りました。ふくもプラスチックでできたのがあると知りおどろきました。今、プラスチックは人間の生かつにかかせないものとなっています。しかし、ぼくたち人間がごみを正しくすてなかったり、つかいすぎてしまったりしているせいで、海の生きものたちにめいわくをかけているのです。海がめが、ポリぶくろをくらげとまちがえて食べてしまったり、あしかや魚が、海におきっぱなしにされたあみにからまってうごけなくなってしまったり。人間がすてたごみのせいで多くの生きものがいのちをおとしています。ぼくは、くるしむ生きものたちのしゃしんを見て、心がいたくなりました。
ぼくは、このままではいけないと思いました。そんな気もちでいえのまわりを見てみると、思ったよりたくさんのごみがおちていることに気がつきました。ラジオ体そうに行くみち、いえの近くをながれる川。そこには、おかしのふくろやペットボトル、たばこのすいがらがおちていました。ぼくは思わず、ゆるせない!と声が出ました。このごみも雨や風で川におち、いつか海の生きものをきずつけるかもしれません。ぼくは、弟といっしょに目についたごみをひろいました。これからも、すすんでごみをひろったり、ごみになるものをなるべくへらしたりしていきます。海の生きものたちが安心してくらせるように。
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●読んだ本「プラスチック星にはなりたくない! 地球のためにできること」(ひさかたチャイルド)
ニール・レイトン・作・絵 いわじょうよしひと・訳
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