第35回/中学校の部/佳作
「暗闇の中駆ける~誰にも消せない聖なる絆~」
近藤暖太(茨城県守谷市立御所ケ丘中学校2年)
「パップという名の犬」(評論社)
少年との間に確かな絆を感じていたパップ。不幸にも引き離され、苦難の末仲間と生きていく。仲間から「人間と犬との聖なる絆」について聞き少年を想うが、仲間の命は人間の身勝手さにより無情にも消えていく。絆を信じられなくなるが、愛する少年との再会により、聖なる絆を再確認し幸せな最後を迎えるパップの姿に、逆境に抗い生き抜く事の大切さを深く感じた。少年や仲間とのかけがえのない絆と、その素晴らしさを伝えられるよう努力した。