第34回/高等学校の部/優良賞
「感情」
渡部結(愛媛県松山東雲高等学校2年)
「少年の日の思い出」(草思社)
中学の国語の授業で初めて「少年の日の思い出」を読みました。この小説を読んだ時、私は「僕」にとって、盗みをしてしまったことよりも、美しいクジャクヤママユをつぶしてしまったことの方が苦しく、絶望し、錯乱していると感じたので、いろいろな色を使って「僕」の気持ちを表現しました。クジャクヤママユの羽の模様は独特で、不思議なオーラをまとっていて描くのにとても苦労しました。色鮮やかに塗れたので良かったです。