第34回/高等学校の部/優良賞
「火星化」
土岐文音(和歌山県立桐蔭高等学校2年)
「火星は...」(あすなろ書房)
この本を読み、火星は二酸化炭素、地球は窒素・酸素を主に大気として持つ事など火星と地球の共通点は多く、現代の生命豊かな地球もいずれ火星のようになってしまうのではないかと感じました。火星の美の裏側に環境問題をも連想させるきっかけともなるこの本は、素晴らしい本だと思いました。作画中、いかに美しく見せ、現代の環境汚染の深刻化や自然や惑星の虚弱化、そして成れの果てにある美を表現する事に苦戦しました。