第34回/中学校の部/文部科学大臣賞

「The galaxy saba」

 小笠原和輝(札幌市立新川西中学校1年)

「さばの缶づめ、宇宙へいく:鯖街道を宇宙へつなげた高校生たち」(イースト・プレス)


 「宇宙食、作れるんちゃう?」その一言から始まった、十四年間の壮大なプロジェクト。何度も挫折し、一度は途切れた事もあるが、実現に向けて、次々に壁を突き破っていく所が、この本の面白い所だと思いました。
 とにかくサバを主役にして、たくさん描きまくりました。それは、宇宙食サバ缶が合計約三百人もの人々の努力によって成し遂げられた事を意味しています。右上にいる焼きサバは、この本の面白さを表しています。