第28回/小学校高学年の部/文部科学大臣賞
「さかさ町へのエレベーター」
小家 真琴(宮城県気仙沼市立新城小学校6年)
「さかさ町」(岩波書店)
さかさ町は、ふつうの世界とは違う不思議な町です。図書では、汽車に乗ってさかさ町に行きましたが、現代では、エレベーターで行けるのではないかと思いました。
何重にも重なった迷路のような世界が、上下左右いろいろな空間に伸びている、私だけのさかさ町を空想して描きました。ある日突然、こんな世界に行ったらと思うと、イメージが広がりました。明るいさかさ町と、暗いエレベーター空間の対比を工夫しました。